HPラップトップでHARD DISK ERROR “3F1”
PCを起動するとブルースクリーン #
画面に「CRITICAL PROCESS DIED」というエラーコードが表示されます。その後、コンピュータを再起動すると、ハードディスクエラー3F1が発生します。.
ハードディスクエラー3F1は、通常、起動時に青または黒の画面が表示されます。主にHPのラップトップやデスクトップに現れます。そして、このエラーは、常に以下のメッセージが表示されます
- ハードディスクのエラー
- システム診断でハードディスクのテストを行ってください。
- ハードディスク1 (3F1)
- F2システム診断
ハードディスク1(3F1)エラーはなぜ発生するのか?
調査によると、BIOSの設定が不適切であったり、ハードディスクの故障であったりと、様々な原因が考えられます。
電源をリセットする #
ステップ1:ノートパソコンの電源を切ります。
ステップ2:電源コードやその他の周辺機器を外します。
ステップ3:バッテリーを取り外します。その後、電源ボタンを15秒以上長押ししてコンデンサを排出します。
ステップ4: バッテリーを挿入し、電源コードを再接続します。この時点では他の周辺機器を接続しないでください。
バッテリーが取り外せない場合は、電源コードと周辺機器を外して、電源ボタンを長押しするだけでよい。
ステップ5: ノートパソコンの電源を入れ、正常に動作するか確認します。
それでもハードディスクエラー3F1が再発する場合は、次へ
BIOS設定のリセット #
BIOS設定をリセットする方法
ステップ1: HPコンピュータの電源を切り、約10秒待ちます。
ステップ2:コンピュータの再度電源を入れます。HPのロゴが表示されたら、すぐにF10を押してBIOS設定に入ります。
ステップ3:「Main」タブで、上下の矢印キーを使って「Restore Defaults」オプションを選択します。
ステップ4:「Yes」を選択して操作を確認します。その後、「Save Changes and Exit」を選択します。
あとは、プロセスが終了するまでしばらく待ってください。プロセス中にコンピュータが再起動します。HPディスクエラー3F1が再び表示される場合は、次へ
ハードドライブの不良をチェックする #
ネットワーク環境におけるセーフモード起動 #
ハードディスク1(3F1)が原因でデスクトップにアクセスできない場合は、以下の手順でコンピュータをセーフモード(ネットワーク接続可能)で起動してください。
ステップ1:コンピューターをシャットダウンしてから電源を再度入れます。HPのロゴが表示されたら、コンピュータの電源を再び切ります。このプロセスを3回繰り返します。
ステップ2:4回目にコンピュータの電源を入れると、Windows回復環境に入ります。「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ設定」→「再起動」と進みます。
ステップ3:F5キーを押して、「セーフモードとネットワークを有効にする」オプションを選択します。
Windowsでディスクエラーチェックツールを実行する #
セーフモードでは、Windowsに内蔵されているハードディスク診断ツールを使って、ハードドライブのエラー/不良をチェックすることができます。
ステップ1: Win + Eを押して、ファイルエクスプローラーを開きます。続いて、左側の「PC」タグをクリックします。
ステップ2:右側の「ディスクとドライブ」セクション下でチェックしたい論理ドライブを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
ステップ3: ポップアップウィンドウで、「ツール」タブに切り替えます。次に、「エラーチェック」セクションの「チェック」ボタンをクリックします。画面上の指示に従ってプロセスを終了します。
ステップ4:上記の操作を繰り返して、他の論理ドライブをチェックおよび修復します。
コマンドプロンプトでCHKDSKを実行する #
上記でで問題が見つからない場合は、コマンドプロンプトでCHKDSKコマンドを実行して、ハードドライブのチェックと修復を試みます。
ステップ1: Win + Rを押して、「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを起動します。次に、ボックスに「cmd」を入力し、「OK」をクリックして、コマンドプロンプトを開きます。
ステップ2: コマンドプロンプトで、chkdsk d: /f /rと入力し、Enterキーを押します。
d:選択された論理ドライブのドライブ文字を指します。
/f: ディスク上のエラーを修正します。
/r: 不良セクタを検出し、読める情報の回復を試みます。
ステップ3: チェックプロセスが終了したら、ドライブ文字を置き換え、同じコマンドを使用して他の論理ドライブをチェックします。ハードディスクのエラーを確認して修復したら、コマンドプロンプトを終了してコンピュータを再起動。その後、ハードディスクのエラー3F1が解決したかどうかを確認。
HP PC ハードウェア診断 UEFI を実行する #
HP PC Hardware Diagnostics for Windowsは、HPのコンピュータにプリインストールされているツールで、ハードウェアに何か不具合でもあるかどうかを判断するために使用できます。
メニューから HP PC Hardware Diagnostic Windoes を起動する。
こちらでハードウェア診断する
データの復元とOSの再インストール #
上記すべての対策を試してもハードディスクエラー3F1が再発する場合は、HPコンピュータのハードディスクをフォーマットして、OSを再インストールする必要があるかもしれません。また、古いハードディスクが破損して修理不可の状態であれば、新しいものと交換することもお勧めします。
しかし、システムを再インストールしたり、ディスクを新しいものに交換したりすると、元のデータが失われてしまいます。
環境を維持したままハードディスクを交換 #
今までの調査で何もトラブルが見つからなかった場合、新しいハードウェアにクローンディスクを作成して交換してみると問題解決することがあります。
クルーンディスク作成ソフトを使用する。
今回のケースではPCがSSDとHDDの両方がインストールされていたので、両方ともクローンを作成して交換しました。
DISK0はDドライブのHDD,DISK1がCドライブのSSD(システムドライブ)
ともに新しいデバイスにクローンを作成して交換したら問題解決しました。
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