プリンタ利用でWindows 10がクラッシュ

Microsoftが修正プログラム公開 #

Windows 10でプリンタを使おうとすると強制的にPCが再起動して印刷ができないという問題が発生。
Microsoftは3月15日修正プログラムを公開しました。

3月9日に公開されたWindows 10更新プログラムを適用すると、一部のソフトウェアやプリンタを使った際に「ブルースクリーン(APC_INDEX_MISMATCH)」エラーが発生してしまい、ブルースクリーンになるとプログラムが停止して再起動を余儀なくされるため、印刷ができなかったり、印刷の一部が欠けたりする問題が起きていた。不具合はType 3のプリンタードライバーを使用している場合に発生。

一部のプリンタメーカーは問題を認識した上で、更新プログラムの削除や更新の一時停止を案内していた。

影響を受けるWindows 10の各バージョンに対し以下の更新プログラムが提供されています。

Windows 10 Version 2004/20H2: KB5001567
Windows 10 Version 1909: KB5001566
Windows 10 Version 1809: KB5001568
Windows 10 Version 1803: KB5001565
それぞれオプションの更新プログラムで、Windows UpdateあるいはMicrosoft Update Catalogを使用して手動でインストールすることができます。

March 15, 2021—KB5001567 (OS Builds 19041.868 and 19042.868) Out-of-band

Version 2004/20H2用の更新プログラムKB5001567では、一部のアプリケーションで、特定のプリンターに印刷しようとするとブルースクリーン(APC_INDEX_MISMATCH)エラーが発生することがある問題が修正されています。

更新プログラムには以下の2件の既知の不具合が存在します。

Windows 10 Version 1809以降のWindows 10からそれより新しいバージョンのWindows 10にアップデートするとシステム証明書およびユーザー証明書が失われる可能性がある。
ふりがなを自動入力できるアプリで、日本語IMEを使って漢字を入力すると、正しいふりがなが出てこない場合がある。
回避策はKBページでご確認ください。

Windows Updateの他、Microsoft Update Catalogや、Windows Server Update Services(WSUS)を利用してインストールすることができます。

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