パソコン用語(基本用語)

パソコンハードウェアやシステムの用語 #

1. CPU(プロセッサ) #

Central Processing Unit
日本語では中央処理装置または中央演算処理装置。
コンピュータにおける中心的な処理装置。コンピュータの頭脳に例えられることが多い。
CPUは記憶装置上にあるプログラムと呼ばれる命令列を順に読み込んで解釈・実行することで情報の加工を行う。列を順に読み込んで解釈・実行することで情報の加工を行う。

2. メモリ #

Memory
メモリは英語で記憶のこと。「メモリ」という言葉がいくつかありますが、もっとも代表的に使われるのが、主記憶装置であるメインメモリ。CPUでは膨大な計算が行われている。CPUが処理を行うときには、補助記憶装置に保存してあるプログラムを必ずメモリに読み込んで、メモリからデータを受け取って処理を行っている。

3. HDD #

Hard Disk Drive(ハードディスクドライブ)
ハードディスクはパソコンでよく使われている磁気記憶装置のことです。データやプログラムなどを電磁的に書き込んだり読み出したりする記憶装置です。
HDDの構造は、中にデータを記録するプラッタと呼ばれる磁性体が塗られた円盤が複数入っていて、磁気ヘッドで書き込み・読み出しをする仕組みになっています。。
外部からのショック(衝撃)やダスト(埃)の侵入に弱く、熱にも弱い。

4. SSD #

Solid State Drive(ソリッドステートドライブ)
HDDと同様の記憶装置。半導体素子メモリを使ったドライブ(記憶媒体)のことを指す。
衝撃に強く、発熱、消費電力が少ない。読み書きの速度が非常に速く作動音がない。故障してデータの読み出しができなくなるとデータの救出が困難。

5. マザーボード #

MotherBoard
電子機器で使用される最も主要な電子回路基板のこと。MBと略される。メインボード、システムボード、ロジックボードとも呼ばれる。CPUもメモリもハードディスクも何らかの方法でマザーボードに取り付けられて運用されています。
メインボードとも呼ばれる。

6.BIOS #

Basic Input/Output System パソコンなどの主基板(マザーボード)などに格納されたコンピュータプログラム(ファームウェア)の一種で、起動時のOSの読み込みや、接続された装置・機器に対する基本的な入出力制御などを行うもの。

7. OS #

Operating System コンピュータのオペレーション(操作・運用・運転)を司るシステムソフトウェア。 Windows、Mac OS、Linuxなど。 本来はただの電気信号であるパソコンの情報を人が扱える形に変え、さらに使いやすくしてくれています。 また、OSという用語はパソコン以外でもプログラムが存在するあらゆる場所で使われます。

8. USBポート #

USB port USB端子を備えたケーブルやUSB接続を行う機器のプラグ差し込み口のこと。 USBとはUniversal Serial Busの略称で、コンピュータに周辺機器を接続するための規格。 USB Type-A:PCに接続する標準的なUSBコネクタ。規格は「USB2.0」や「USB3.0」など USB Type-B:プリンターやスキャナなどパソコン周辺機器 USB Type-C:上下左右を対称の形にしたUSBコネクタ。PCにも周辺機器にも対応している。 Mini USB Type-B:デジタルカメラやICレコーダー、モバイルバッテリーなど micro USB Type-B:スマホやタブレットなど

9. HDMI #

High-Definition Multimedia Interface
主にテレビとハードディスクレコーダー、ゲーム機などの間を接続する際に用いられる、映像・音声・制御信号などを1本のケーブルにまとめて送ることのできる通信規格の一種である。 映像や音声などをデジタル信号で伝送する。

10. シリアルポート(COMポート) #

serial port(communication port) パソコンで標準的に用いられていた、RS-232C(シリアルポートのインターフェース規格)などの標準規格に基づく周辺機器を接続するための端子。最近のパソコンは標準装備されていない場合が多い。

11. LANポート #

Local Area Network Port ネットワークケーブル(有線LAN接続ケーブル)の差込口のこと。 イーサネット(Ethernet)のツイストペアケーブルの端子(RJ45)。小型のノートパソコンではLANポートが装備されていないものもある。

12. 無線LAN(ワイヤレスLAN) #

Wireless LAN 無線通信を利用してデータの送受信を行うLANシステムのことである。ワイヤレスLAN、もしくはそれを略してWLANとも呼ばれる。 無線LANの規格としてIEEE 802.11があり、その規格を使用する無線LANに関する登録商標をWi-Fiという。

13.Bluetooth(ブルートゥース) #

無線伝送方式の1つ。パソコン、スマートフォン、周辺機器、家電、携帯電話など、機器を問わず幅広く応用されている。伝送範囲は10〜100mで、10m以内であれば間に障害物があっても利用できる。
通常パソコンとBluetooth機能搭載の周辺機器とを紐づけして利用する。
例、ワイヤレスキーボードやワイヤレスマウスなど。スマートフォンとイヤホンのワイヤレス接続など。 

14.ビデオカード #

GPU(グラフィックス処理プロセッサ)
グラフィックカードやグラフィックボードなどとも呼ばれ、ディスプレイに絵や文字を表示させるためのものです。このビデオカードが高性能であときれいに映像を表示できたり、3DグラフィックやCGをなめらかに表示できたりします。
オンボード型やCPU内蔵型というものもあり、ビデオカードを別途つけなくても絵や文字をディスプレイに表示できる。

15. スロット #

部品や装置などをセットするための差し込み口や溝、挿入口のこと。PCのマザーボードにメモリーを増設する際に、メモリーを差し込むための差し込み口は、メモリー用スロットと言います。グラフィックカードなどの拡張カード(主流はPCI Expressスロット)を取り付けるための差し込み口は拡張スロットといいます。また、各種メディアをパソコンに接続するためのアダプターとしてPCカードスロット。パソコンで、CDやDVDを乗せるためのトレイがなく、直接CDやDVDを挿入口から差し込む方式で、自動的に中に引き込む機能は、スロットローディングと言います。

16.光学メディア #

CD・DVD・Blu-rayなどのディスクは、レーザー光を使ってデータを読み書きするので、「光学メディア」や「光学ディスク」と呼ばれている。多くの光学ドライブは互換性があり、下位の光学メディアの読み取りにも対応しています。

CD
Compact Disc
デジタル情報を記録するためのメディアである。第1世代光ディスクでコンピュータ用のデータ、音楽、画像や動画などにも用いられる。12cmディスクは約650-700MiB、8cmディスクは約155 – 300MBの容量を持つ。
CD-DA
Compact Disc Digital Audio
音楽などの音声データ(デジタルデータ)を記録する規格である。

CD-R
データを一度だけ書き込むことができます。書き込んだデータは、削除したり、書き換えたりすることができません。
CD-RW
データを何回でも書き換えることができます。削除することも可能です。

DVD
Digital Versatile Disc
デジタルデータの記録媒体。第2世代光ディスク。容量は一層タイプが片面4.7GB・両面9.4GB、2層タイプが片面8.5GB・両面17GB。
DVD-Video
DVDに複数の映像、音声、字幕を記録するアプリケーションフォーマット
複製防止技術として Content Scramble System (CSS) という暗号化をすることが可能
DVD-VR
DVD-Videoフォーマット規格を元に、家庭用レコーダーで記録するためにより適した規格に改良したもの。

DVD-R
一回だけ録画できるDVDです。データ容量は4.7ギガバイトで、2時間録画できる。
DVD-RW
何度も録画できるDVDです。データ容量は4.7ギガバイトで、2時間録画できます。録画できる回数は約1,000回。
DVD-RAM
何度も録画できるDVDです。録画できる回数は10万回以上です。1層式と2層式があり、1層式の場合はデータ容量は4.7ギガバイトで、2時間録画できます。2層式の場合はデータ容量は2倍の9.4ギガバイトで、4時間の録画できる。

Blu-ray Disc
一般的な略称はBD(ビーディー)、または単に「ブルーレイ」
DVDの5倍以上の記録容量(1層25GB、2層式ディスクの場合は50GB)を実現している。1層のディスク (25GB) でも日本の地上デジタル放送 (ISDB-T、1440×1080i、約16.8Mbps) なら3時間強、日本のBSデジタル放送 (ISDB-S、1920×1080i、約24Mbps) で2時間強のハイビジョン映像を収録可能。現在、23.3GB/25GB/50GB/100GB/128GBのディスクが規格化されている。

17.SSHD #

Solid State Hybrid Drive(ソリッドステートハイブリッドドライブ)
SSHDは大容量化しやすい安価なHDDと、データの読み書き速度が高速なSSDの特性を兼ね備えたストレージ。
SSHDはHDDの仕組みを母体にしつつ、小容量のSSDを搭載する。HDDの容量をベースにしながら、SSDのデータ読み書き速度や不具合の少ない安定性などを併せ持つ。SSD部分はキャッシュの役割を担う。使用頻度が高いデータをSSDに保存し、読み書き速度を高めてアプリケーション動作を高速化させる。

パソコン上の対象を示す基本用語 #

1.ブラウザ(ウェブブラウザ) #

Web Browser
インターネット上で公開されているウェブページの情報を画面上に表示するための閲覧ソフト。

  • Internet Explorer
    Microsoft社が開発したブラウザで、IEと呼ばれる。
    Windows8.1以前のパソコンに標準で入っていた。
  • Microsoft Edge
    Internet Explorerの後継ブラウザ、IEよりも高機能でWindows 10 に最適化されています。異なるデバイス間でもパスワードやお気に入り、設定が自動的に同期されます。Webページに手書きメモを残せるWebノート機能、広告やサイドメニューなどを除き表示する読み取りビュー機能、PDFファイルの表示機能などが組み込まれた。
  • Google Chrome
    Googleが提供するブラウザ
    Googleアカウントを利用することでメールやカレンダーなどGoogleの他のサービスと連動できるうえに、パソコンとスマホでの同期も簡単。
    セキュリティ対策機能は、個々のプロセスを保護して問題が発生しても他へ影響を及ぼさぬサンドボックス機能、Google以外のページ閲覧履歴や Cookie データを残さない「シークレットウィンドウ」機能、フィッシング詐欺やマルウェアなど危険サイトをGoogleがまとめたブラックリストをダウンロードして有害サイトアクセス時に警告を出すセーフ・ブラウジング機能、などが備えられている。
  • Firefox
    Mozilla Foundation社が開発したブラウザ
    パソコン、スマホなど他のデバイスとの同期もできるうえに、機能拡張ができて好きなようにカスタマイズも可能。パフォーマンスが高いブラウザ。
  • Safari
    iPhoneやMacbookなどのiOS端末向けに標準搭載されているブラウザです。
    他のブラウザと比較して正確にウェブページの描画ができ、CSSなどのデザイン描画に強いのが特徴。パソコンやスマホとの同期も簡単
  • Opera
    ノルウェーのOpera Software ASA社が開発したブラウザ
    データを圧縮する機能がありインターネット接続時の通信量を節約できる。

2. スタートメニュー #

Windowsのすべての操作を始めるための一覧表示形式のメニュー画面。左下のWindowsアイコンをクリックして表示する。Windows10ではタイル表示と並列形式でスタートメニューがる。

3. ファイル #

ファイルには大きく分けて、プログラムファイルとデータファイルの2種類があります。 プログラムファイルとは、OS(基本ソフト)やアプリケーション(アプリ)とこれらに付随する種々のソフトウェア全般を指します。ソフトが起動するための拡張子がexe、msiなどを実行ファイルといいます。 データファイルとは、パソコンで作成したエクセルのファイルや文章、写真や動画など、ユーザーが自分で作成したオリジナルのファイルを指します。

4. ファイル形式 #

ファイルには、そのファイルの種類を示した拡張子という文字列が割り当てられていて、それぞれに対応したアプリケーションが存在します。
例えば、エクセルでは.xls・.xlsx、ワードでは.doc・.docx、画像では.jpg・.gif・.png、動画ではmov・mp4・aviなど。

5.フォルダ #

フォルダはファイルを収納す場所。例えると、ファイルを本とするとフォルダは本棚や書類ケース。ファイルを整理して分かりやすくするためのもので、フォルダの中に更に別のフォルダが入っていることもあります。

6.ディレクトリ #

ディレクトリというのはフォルダがある場所の事を指します。パソコンの内部ではファイルをファイルがある場所毎に管理しているので、実質的にはフォルダと意味は同じです。正確な場所を示したいという時にディレクトリという用語が使われます。

7.サムネイル #

フォルダ内にある画像ファイルなどを表示する際に視認性を高めるために縮小させた見本のこと。

8.タスクバー #

タスクバーというのは帯状の情報表示領域です。画面下端に表示されるのが多いですが、左右や上端に表示されることもあります。実行中のプログラムや各種情報が表示されており、必要に応じてインターネットの接続状況やメールの着信などを表示する事ができる領域です。

9.通知領域(タスクトレイ) #

ウインドウズのデスクトップ画面下に表示される「タスクバー」の右端にあり、各種アイコンが並んでいる領域です。 表示されているアイコンの多くは、音量や電源、ネットワークなど、現在、起動中のプログラムや各種機能の状態を表示していたり、設定や表示を簡単に切り替えることができるツールの役割を持っています。

パソコンを使いこなすために知っておきたい用語 #

1. デバイス #

主にパソコンの内部装置や周辺機器の意味で使用されることが多い。。「キーボード」や「マウス」「ディスプレイ」もデバイスに含みます。
マザーボードに接続された機器や装置もすべてデバイス
パソコンに内蔵されている「メモリ」、「CD/DVDドライブ」、「ネットワークアダプタ」と呼ばれる装置などもデバイスになります。
広義ではデバイスとは装置や機械のこと。 電子部品やパソコンの周辺機器、スマートフォンのように単体で機能を持つ電子機器や端末を総称してデバイスと呼ぶ。

2. ドライバ #

ドライバはデバイスを制御するためのプログラムです。パソコンはドライバを通じてマウスやキーボードやプリンターといったデバイスを管理しているので、ドライバがなければこれらの機器は動きません。例、プリンターを管理するプリンタードライバー。

3. ストレージ #

ストレージは情報を保存する場所のことです。ハードディスクやSSDなどもストレージですし、USBメモリーやDVDもストレージに含みます。ただし、計算に使われる情報を扱うメモリーは一時的に情報を蓄える場所であって保存場所ではないので含みません。

4. クラウド #

ソフトやデータをインターネット上のサーバーに保存するシステムで、正しくは「クラウドコンピューティング」という。データをネット上に保管するオンラインストレージや写真をネット上に公開するサービスもクラウドだ。自分のソフトやデータを自宅以外の場所から使えるようになる便利なシステム。

5. オンラインストレージ #

インターネット上のサーバーに自分のファイルを保存できるサービス。「ネットストレージ」とも呼ばれる。自分のパソコンやハードディスクが壊れてもファイルを失わずにすむというメリットがある。

6. ギガビット #

gigabit
データ量を表す単位「bit」の10億倍を意味する単位。
メガビットは「bit」の100万倍、キロビットは「bit」の1000倍。
1 ギガビットは 125 メガバイトと等しい。

7. ギガバイト #

gigabyte,記号:GB クラウドストレージやシリコンディスク、ハードディスク、USBメモリ、SDカード、DVD、Blu-ray Disc、内蔵メモリなど記憶媒体の容量や、ファイルサイズを表すのに用いられる。 キロバイト (kilobyte,記号:KB)バイトの1000倍 メガバイト (megabyte,記号:MB) バイトの百万、キロバイトの1000倍 テラバイト (terabyte,記号:TB) バイトの一兆倍、ギガバイトの1000倍

8. Mbps #

Mega bit per second
通信速度の単位。例えば、1Mbpsだと1秒間に1メガビットのデータを転送でき、CD1枚分のデータを送るのに約1時間半かかる計算となる。

9. プラグアンドプレイ #

Plug and Play, PnP
パソコンに周辺機器や拡張カード等を接続した際にハードウェアとファームウェア、ドライバ、オペレーティングシステム、およびアプリケーション間が自動的に協調し、機器の組み込みと設定を自動的に行う仕組みのこと。

10. ONU、モデム、ルーター #

ONU、モデム、ルーターは、いずれもパソコン、スマートフォン、タブレットなどをインターネット接続するときに必要な機器。

  • ONU(Optical Network Unit)
    光回線を利用する際に必要になる機器。光ファイバーから送られる光信号をデジタル信号に変換する。
  • モデム(Modem)
    モデムは電話回線などのアナログ信号をデジタル信号に変換するための機器。
    ADSLやCATVなどのアナログ回線を使ってパソコンを使用する際には、ONUではなくモデムが必要となる。
    (モデムのなかにはルーター内蔵のものがある。)
  • ルーター(Router)
    ルーターは「複数の端末をインターネットに接続するための機器」。
    パソコンやスマートフォンなど複数の端末を同時にインターネット接続するために必要。
    有線ケーブル(LAN)接続するための接続口が複数ある。無線LAN(Wi-Fi)接続する機能があるものをWi-Fiルーターと言う。
    (ONUのなかにはルーター内蔵のものがある。)

自宅に引いた光回線を複数の端末で使用したい場合には、ONUとルーターが必要。

ADSLやCATVの場合なら、モデムとルーターが必要。

11. IPアドレス #

Internet Protocol Address
ネットワーク上にある機器を識別するための数値で、住所や電話番号のようなものです
通常IPアドレスには家庭内や企業内で使用されるプライベートIPアドレス(ローカルIPアドレス)とインターネット通信時に使用されるグローバルIPアドレスの2種類があります。

  • プライベートIPアドレス(ローカルIPアドレス)

    一般家庭や会社内などに割り当てられていネットワークのIPアドレスです。ローカルIPアドレスともいいます。ルータによってローカルネットワーク上のPCやデバイスへ割り当てられます。

    プライベートIPアドレスは、インターネットから直接アクセスすることはできません。通常、多く使われているIPアドレスは192.168.X.XプライベートIPアドレスだけでは、インターネットは繋がりません。ルーター機器でプライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスを相互変換を行うことでインターネットが利用できます。

  • グローバルIPアドレス
    パブリックIPアドレスとも言われ、外部に公開されているIPアドレスです。インターネット上のユーザーのローカルネットワークを識別するために、ISP(インターネットサービスプロバイダ)が提供するIPアドレスです。ユーザーのPCがルーターを介さずにインターネットに直接接続されている場合、PCのIPアドレスはパブリックIPアドレスです。

自分のIPアドレスの確認方法

  • プライベートIPアドレス(ローカルIPアドレス)の場合

    Windows10
    「Windowsの設定」→「ネットワークとインターネット」
    無線LANの場合「Wi-fi」タブ。優先LANの場合「イーサネット」タブ。
    「接続済み」をクリックすると表示されます。
    IPv4 アドレス:192.168.xxx,xxx

    MacOS
    「システム環境設定」→「ネットワーク」
    IPアドレス:192.168.xxx,xxx

  • グローバルIPアドレスの場合
    ここにアクセスして確認できます。
    例:219.100.xxx.xxx

パソコントラブル時に役立つ用語 #

1. インストール #

コンピュータにソフトウェアを追加し使用可能にすること。OSの定められた手順 でソフトウェアをシステムに追加することの俗称。 コンピュータにソフトウェアを追加し使用可能にすること。セットアップとも呼ばれる。

2. 再インストール #

ソフトウェアが導入済み(インストール)の状態から再度導入すること。
リインストール、リカバリー、レストア、再セットアップ、初期化などとも呼ばれる。
一般的に、そのソフトウェアが正常動作しないトラブルシューティングの手法として行なわれ、一旦アンインストール(削除)してからインストール(追加)を行なう。

3.リカバリー #

「回復」「復旧」を意味する パソコンを以前の状態に戻すための処置のこと。導入済みで出荷されたソフト(OSおよび付属ソフト)を出荷時相当に復元すること。または、障害が発生したシステムなどを復旧、回復、修復することを言う。

4.リストア #

故障や不具合による問題発生時や人的なミスにおいて、バックアップからファイルやディスクのデータの復旧、復元、再導入することをリストアと言う。

5.アンインストール #

導入済みのソフトウェアを削除すること。その後、再度インストールを実行することにより、再インストールとなる。

6.クリーンインストール #

再インストールするソフトウェアがOSである場合は、他のソフトウェアも全て再インストールすることになるため、起動ドライブ等をフォーマットして、すべてのソフトウェアとデータを削除してから行なう。この作業をクリーンインストールと呼ぶ。
また、特定のソフトウェアの更新(アップデート)において、すべての設定を規定値(デフォルト)に戻しインストールすることをクリーンインストールと呼ぶ。

7. 修復インストール #

クリーンインストールに対して、修復インストールをオプションで選択可能なOSやソフトウェアがある。
修復インストールで問題が改善されない場合、クリーンインストールを試みることになる。

8. 上書きインストール #

フォーマットをせずにインストールを行うことを上書きインストールという。上書きインストールは、OSの異常なシステムファイルを置き換えるためのインストールの仕方である。しかし、コンピュータウイルスに感染したなどとシステムファイルとは関係のない障害が見られた場合はこの方法を行っても無意味である。

9. セーフモード #

パソコンを必要最小限機能だけで動かせるモードであり、不具合を起こしているソフトウェアやプログラムがある場合にはそれを確実に無効にしてパソコンを動かすことができる。不具合の部位を特定しやすくなるため、不具合が起きた際にはセーフモードで切り分けしたりする。

10. レジストリ(システム・レジストリ) #

レジストリ(Registry)とは「登記」「登録」という意味。Windowsのシステムレジストリは、自動的に設定の変更や削除を行うので、ユーザー側の操作は必要ありません。
Windows上に存在するプログラムの設定情報のデータベースであり、OSに関する基本情報やアプリケーションの設定、拡張情報などのほか、拡張子の関連付けなども保存されている。

11.ファイルシステム #

コンピュータのリソースを操作するための、オペレーティングシステム (OS) が持つ機能の一つ。ファイルシステムが適用されていなければ、データをファイルという形で扱えない。補助記憶装置であるハードディスクやSSD、USBメモリ、SDカード等は、
基本的にファイルシステムを適用したうえで使います。

  • FAT32
    Windowsのファイルシステム
    現Windows OSも含めXP以前の98、ME、2000などにも対応
    Windows以外の MAC OSでも基本的に読み書きが可能
    圧縮、暗号化機能なし
    1ファイルの最大容量は、4GB
  • NTFS
    Windowsのファイルシステム
    XP、Vista、7、8、10に対応
    MAC OSでは読み取りはできるが、書き込みができない。
    メタデータをトランザクション時に保存・管理する機能(自己修復機能)あり。
    1ファイルが4GB以上でも保存可能(容量制限なし)
  • exFAT
    WindowsとMac両方にて読み込み・書き込みができるファイルシステム
    WindowsとMac両方で読み込み・書き込みが可能
    ジャーナリング機能がない
    ハッシュ値を用いた高速な名前検索が可能
    1ファイルの最大容量は実質無制限
    32GB以上の領域を1ボリュームとして設定可能
  • HFS
    Mac専用ファイルシステム
    1ファイルの最大サイズは約2GB
    1ボリュームあたりの最大ファイルサイズは約2TBまで
    Classic Mac OS 、Mac OS X 10.X 10.5 のみ対応。
    macOS Sierraにてサポート終了。
    Windowsとの互換性なし。
  • HFS+
    Mac専用のファイルシステム
    Mac OS X 10.3~以降対応。
    一度HFS+にすると、MacOS 8.1より古いMac OSに対応できなくなる。
    Windowsとの互換性なし。
    最大ファイルサイズは8EB(エクサバイト)まで※OSのバージョンによって違います。
  • APFS
    Mac専用ファイルシステム
    Windowsとの互換性はない。
    macOS 10.12 Sierra以前のMacではデータの読み書きができない
    ファイルコピーが速い
    パーティションサイズが可変
    HFS+からAPFSに変換できる。逆は不可。

12.データ復旧 #

故障したハードディスクやSSD、読めなくなったデジタルカメラのSDカードなどからデータを取り出すこと。 パソコンが起動しなくなった。間違ってデータを削除してしまった。古いパソコンから写真データを取り出したい。 このような場合にデータ復旧が必要になります。 PCが壊れていても、データを復旧することが可能な場合があります。データの上書きをしてしまうと復旧は出来なくなります。

13. パーティション領域 #

HDDの記憶領域を論理的に分割すること、あるいはその分割された領域を指す。パーティションとは、HDDを分割した領域のことで、パーティションによって分割された場合は、論理的には2つのHDDがあることになります。(HDD一台を搭載しているPCでCドライブとDドライブに分かれている場合など)

14. データ領域の初期化 #

PCの記憶領域は、ファイルやフォルダの名前・属性・データの保管場所などを管理している管理領域と、実際にデータを書き込むことができるデータ領域に分かれています。クイックフォーマットの場合、記憶媒体をフォーマットしても管理領域だけが書き換えられ実際のデータは残っている場合が多いが、上書きがされると管理領域も書き換えられてしまいます。物理フォーマットの場合は、管理領域ばかりでなくデータ領域まで、跡形なくきれいに無くなりので、データ復旧が難しくなります。
フォーマット=初期化

15. ブルースクリーン #

PCになんらかの不具合が生じた時にモニター画面が青くなり、白い文字でエラーの詳細が表示される現象を指し、ブルーバックとも言いますが、正式なエラー名は、「STOPコード」です。ブルースクリーンになる原因は、システムなどのソフトウェアによるもの、HDDやマザーボードの不具合などのハードウェアによるものの両方が考えられます。

Print Friendly, PDF & Email