WordPress 設定ファイル wp-config.php

アドレスとサイトアドレスを変える #

管理画面>設定>一般 にあるWordPress アドレスとサイトアドレスをwp-config.phpで強制的に変更することができます。
下記のようにwp-config.phpファイルに追記します。

define('WP_HOME', 'https://www.example.com');
define('WP_SITEURL', 'https://www.example.com/wp');

WEBサイト表示のアドレス https://www.example.com/

WordPressをインストールした場所 https://www.example.com/wp

プログラムエラーやワーニングなどのデバック情報を書き出す #

WordPressで何らかの機能不全(画面真っ白、500エラーなど)が起こっている場合、そのエラーの詳細を書き出す機能があります。この機能を有効にするには、下記のようにwp-config.phpに追記します。

define( 'WP_DEBUG', true );
define( 'WP_DEBUG_LOG', true );
define( 'WP_DEBUG_DISPLAY', true );

画面にエラー情報が出力され、wp-content/debug.log ファイルに詳細なエラー情報出力されます。

エラー解析後は元に戻してサーバーからは debug.log ファイルを削除するのを忘れないように。

データベースの修復や最適化を行う #

WordPressには独自のデータベース修復機能がついています。(データベースの修復を行う前に必ずデータベースのバックアップを取得しましょう)
この機能を有効にしてデータベースを修復するには下記のようにwp-config.phpに追記します。

define('WP_ALLOW_REPAIR', true);

下記のような画面が表示されて、データベースの修復や最適化ができるようになります。

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修復が終了したら wp-config.php は元に戻します。

PHPのメモリ使用上限を変更する #

PHPのメモリエラーPHP Fatal error: Allowed memory size of xxxが出た時は、設定ファイルからPHPのメモリ容量を上げることで解決できることがあります。 下記のようにwp-config.phpに追記します。
define('WP_MEMORY_LIMIT', '200M');
この設定はサーバーによっては動作しない場合もあります。200Mでもエラーが出る場合は別の原因の可能性があるかも知れません。

リダイレクトされて管理画面にログインできない時の対処法 #

サイトURLが書き換わってしまっている場合、下記を記述することで設定をリセットできます。
define('WP_SITEURL', 'define('RELOCATE', true );');
リセット後削除
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