無料で使えるビデオ会議サービス

video

 Microsoft TeamsFacebook MessengerGoogle HangoutsLINESkypeZoomWebEx Meetings
映像配信
音声通話
テキストチャット
テキストチャット×××
デスクトップ共有×
特定ウィンドウ共有×××
ファイル送受信×△※1
ホワイトボード××××
映像の背景をぼかす×××××
カスタム背景××××
最大接続人数250501020050100100
ユーザー登録せずに会議を開催××××××
ユーザー登録せずにほかの人が開催した会議に参加×××
Webブラウザでの参加△※2
Windows版×
macOS版×
iOS版
Android版

※1: チャットで写真のみ送信可能
※2: Chrome拡張機能の利用で可能
機能の比較はWindows版(Google HangoutsはChrome)

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チャットとオンライン会議などの機能を統合した、Microsoftの新たなコミュニケーションプラットフォームとなっているのが「Microsoft Teams」。このサービス「Office 365」や「Microsoft 365」に組み込まれているほか、無料版も提供されている。無料版では会議の録画は不可能になるが、デスクトップやウィンドウの共有、背景をぼかすといった機能が使えるほか、カスタム背景にも対応している。 オンライン会議が可能なだけでなく、メンバー同士でのテキストチャットによるコミュニケーションのための機能も充実している。日常的なコミュニケーションはテキストチャットで行ない、必要に応じてオンライン会議を実施するといった使い方ができる。
SNSであるFacebookでは、チャットのためのサービスとして提供している「Facebook Messenger」において、ビデオ通話と音声通話を利用しており、Web会議の目的で利用することも可能となっている。 個人向けサービスのため、Microsoft Teamsなどと比べると利用できる機能は少ない。デスクトップ共有について、Google Chromeを利用して、機能拡張をインストールすればデスクトップの共有が可能になる。
Googleアカウントさえ取得していれば、誰でも「Google Hangouts」を使ってWeb会議を実施できる。 デスクトップや特定のウィンドウの共有は可能で、同じ資料を見ながら会議を行なうこともできる。会議に参加できる人数が10名までと少ない。Googleが提供する企業向けサービスの「G Suite」では、「G Suite Basic」で100人、「G Suite Enterprise」では250人までが参加できる。
SNSの「LINE」でもWeb会議は可能。WindowsおよびmacOS版の専用アプリを利用すればデスクトップの共有が可能になるほか、PCに保存されているファイルをLINEで送信することもできる。 グループ機能を使えば最大200人のユーザーと同時にコミュニケーションすることも可能。グループ外のメンバーをWeb会議に招集するといったことはできない。
「Skype」もビデオ通話や音声通話をサポートしており、Web会議にも利用できる。UWP版のSkypeでは会議を録画できたほか、デスクトップの共有もサポートしている。 「Meet Now」はユーザー登録なしでWeb会議を行なうことができる機能で、Webサイトで作成した専用URLを共有するだけでWeb会議をはじめることができる。
 多機能なWeb会議サービスとして、人気を集めている「Zoom」。会議の録画やデスクトップ/特定のウィンドウ共有をサポートしているほか、テキスト入力や手書きをサポートしたホワイトボード機能まで用意されている。またカスタム背景をサポートしていることも魅力だろう。  無料版の場合、1対1でのミーティングは無制限だが、グループミーティングは40分までに制限されている。業務で本格的に利用には、「プロ」や「ビジネス」などの有料プランがある。
Screenshot of zoom.us
 企業向けのオンライン会議システムで高いシェアを誇っているのが、シスコシステムズの「WebEx Meetings」だ。無料版と有料の3つのプランがあるが、無料版でも1つの会議に100名まで参加できるほか、1会議あたり24時間まで、かつ回数無制限で利用可能となっている。  機能も豊富でデスクトップや特定のウィンドウを共有できるほか、共有した画面に対して注釈を書き込むことが可能であるなど、多彩な機能を持つ。またウィンドウではなくファイルを指定し、その内容を共有するといった仕組みも用意されている。
Screenshot of www.webex.com
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